共働きサバイバル記

毎日が必死、共働きサバイバル生活しています。メーカー勤務の夫、元気すぎる小学生長男、おっとり保育園児次男との育児、中学受験、ライフスタイルハックなどつづっています。

初めてママになる人にプレゼントしたい本~どならない練習~

最近耳読をして読書量がぐっと上がったので書籍レビューどんどん更新していきたいと思います♪1週間で1冊だったのが、1週間で2~3冊は読めるようになりました!

 

今回の本のタイトルは「どならない練習」

著者は伊藤徳馬さんです。

 

著者:伊藤徳馬さんについて

伊藤 徳馬(いとう とくま) 民間企業を経て、2004年に茅ヶ崎市役所に入庁。2007年から子育て相談・児童虐待担当になり、2010年に子どもへの対応方法を練習する講座を事業化。その頃から「市町村の児童虐待対応」や「簡易なペアレンティングの講座展開」あたりのお題で講座研修講師をするようになる。 現在は、福祉の総合相談や計画を担当する部署に所属。プライベートの活動で、子育てを練習する講座「ちはっさく」を一般向けに実施したり、講座を実施する仲間を増やしたりしている。(※リリースより抜粋)
専門職ではない、市役所でお仕事をされていた方ですね。
著書には人柄がとてもでています。
ゆる~い雰囲気です。このゆるい雰囲気がとても心地よく、すんなり読めます。

本当に練習の本なんです。

怒鳴らない、怒らないテクニック本は今までも結構読みましたが、いつも頭では理解できても、咄嗟にできなかったり、マニュアル通りにいかないことが多かったです。
部活では練習たくさんして本番に取り組みますよね。
それと一緒。練習をしていけば少しずつ身につくので頑張って練習しましょうという本です。
どう対応するか理論の話ももちろんありますが、専門用語ではなく、とてもわかりやすい例えを使い、子育て中なら、「あぁ~わかるわぁ~」と頷ける場面の練習が多いです。
練習が多いので、まるでドリルのようです。

具体的なテクニックは??

プロであれば知っている、テクニックです。
・共感する
・近くに行く、目線まで降りる
・集中して話ができるよう環境を整える
・一緒にやる
・普通のことをほめる
こんな感じです。
さっそく本で練習したことを試してみました。
まだDVD見たいというギャン泣きの次男にやめさせてご飯を食べさせるという場面です。
「わかるよ、見たいよね、でもみんなでご飯を食べる時間だから食べようね」という
ことを何度か伝えると、、、泣き止み、落ち着きました!
1回ではすんなりいかないのですが、2回目くらいに「わかったよ、、、」と落ち着き食べ始めました。
共感してもらえてちょっと落ち着いたのかと感じました。

何よりも本当にゆるくていい!!

・できなくても大丈夫ですよ、練習すれば少しずつ変われますから。
・子育ての常識が変わりすぎて、自分の子供のころと違い過ぎるので、そりゃできないですよね。時代のせいです。
・全部一気にできなくても、1つでもできたら、親子ともにちょっとハッピーじゃないですか。
「できなくても大丈夫。」
本書ではこの言葉が頻繁にでています。
怒鳴る子育てをしているのは、決して子供が嫌いだからではないんですよね。
怒鳴っている自分に自己嫌悪になりますよね。
読んでいくと、これくらいならできそう、試してみようというレベルなので実践しやすいですし、心のつっかえがスーッとなくなるような内容です。

子育ての勉強は必要だと思う。

私が小さい頃、親にいけないことをしたらたたけかれたこともありましたし、
親の言うことはなにがなんでも聞かねばならない時代でした。
今はそれが普通ではありませんよね。
子育ってって、社会にとっても大切な役割だと思うのに、
勉強するならさぁお好きにっていう感じです。勉強する人もいるけど、しない人もいる。
今思うのは、もっと子育てについて勉強して、自分なりに想像しておけばよかったと思います。もっと色々知りたかった。
妊娠したら行う母親教室でもっとこのような講座や情報を伝えたり、
乳児検診のときに、講座を必須にしたら、きっと幸せな家庭が増えるのになぁ・・・と切に思います。
友人が妊娠中なので、この本プレゼントしようかな~と思いました!