中学受験入塾して1年、成長と振り返り②
前回の続きの記事です。
9月になると後期のスタート。
また授業→復習→テストのループです。
さらに後期になると模試が1か月に1回になります。(前期は2か月に1回でした)
ということは育成テスト月2回、公開模試月1回で、土曜日テストの日が3回・・・。
結構ハードになります。
後期になって息子の成長を感じました。
・勉強の習慣、サイクルがわかり、毎日勉強することが日常になった。
・テストで良い点を取りたいという意欲が強くなった。
・勉強が楽しい、という発言があった。
・得意教科ができて、モチベーションになった。
・わからないところは塾の先生に質問に行くようにした。
成績は入塾当初から比べると、ゆるやかですが上昇しています。
少しずつ自分事になってきていると感じます。
後期は夫がメインで算数をフォローしているので、夫の携わりがうまいのか、算数は一番の伸び率!偏差値でいうと10以上UP(最初がものすごく低くいのですが、息子なりの成長です。)
自分のイライラも少しずつ改善。
また、この本に出合うことができ、「勉強のやり方」も教えることができています。
ノートの書き方って意外と塾でも学校でもあまり教えてくれないものです。中高生になるとなんとなくコツはつかめると思うのですが、小学生は教えることが必要かと。
この本はすべての教科、演習ノートから、まとめノートまでまとまっているので、もっと早く読みたかった~。
後半、苦労したのは算数のつるかめ算。
復習したときに全くできなかったのです。しかし翌日塾の先生に聞いたところ、各段に理解度が上がり、なんとこの単元のテストは過去最高点を記録!
塾の先生の教え方、、、プロですね。
私や夫が何度教えても全く歯が立たなかったのですが、面積図を使いこなしスラスラとけるようになりました。
また、我が家は結構塾の先生に相談しに行きます。
塾は営業もあるかもしれませんが、しっかり話を聞いてくださいますし、些細な悩みもアドバイスしてくれます。
数多くの子供を見ていて、対応に慣れている、特殊な勉強である受験勉強に関してプロであると思っています。
決して成績が良いわけではないので、最初はわざわざ時間をいただいて申し訳ない・・・と思っていたのですが、面談を申し込むと即対応、1時間ほど親身になって相談にのってくれます。
中学受験ではこの第3者、、、という立ち位置。キーポイントですね。
どうしても親子だと距離が近すぎたり、熱が入りすぎたりしがち。
子どもも成長に伴いだんだん反抗的になったりもします。
この第三者がいることで、客観的なアドバイスをくれ、冷静になれたり、さりげなく上手く子供に伝えてくれる緩衝材的な役割があります。
塾選びも大切ですね。
徒歩圏内にSAPIX以外の塾はあるので選択肢はたくさんありましたが、実績でもなく、口コミでもなく、息子の性格や能力、先生の発言内容、雰囲気、方針など、納得した日能研を選びました。
今のところ塾とはいい関係性を築けているので、相性がよかったのかもしれません。
振り返ると、本当「母親の狂気」は必要ですね。
小学生が目標をたて計画的に、精神力を高く保ち、効率よく勉強することは100%無理です。マネージャーが必要です。絶対に。うん、絶対に塾行っているからOKともなりません。家庭学習は必須です。絶対親の関わりが必要だと思います。
この親の関わりが大変で難しく、並大抵な気持ちではやってられなーい、、、となります。
これから新5年生になると、コマ数が増え、さらに狂気が必要になりそうな予感・・・。
我が家は息子の意欲があり、健康な限り、なるべく諦めずに頑張りたいなぁ・・・と思います。