国語伸び悩み・・・国語に特化した声掛けの本読んでみた。
来月からいよいよ新5年生。
1年頑張りました!
色々成績に変化がありましたが、国語・・・。
若干下降気味です。。。
そこで「中学受験 金子式 声かけメゾット 最速の国語読解力」の本を購入しました。
本を選んだポイントは、表紙に「親の声かけで成績急上昇」というワードがあったから。
塾の保護者会では国語はこういうことが大事ですよ~というのは教えてくれますが、
声かけについて教えてくれないので読んでみました。きょうこ先生おすすめ!とも書いてあり、、、気になりました。
著書は金子香代子さん。
プロフィール:大手塾講師を経て、現在は国語教育専門家、受験カウンセラーとして活躍されています。若手のときは大手塾の最下位クラスを担当し、国語の成績を向上させたご経験もあるようです。
いわばプロですね。
読めない3つの理由とは?
なぜ読解力がないのか?というと
①解けないのではなく読んでいない。
②読みかたを知らない。
③振り返り方が分からない
この3つが読めない理由です。塾の先生同様、読書量=読解力にはならないということです。
読めない理由を改めて考えると、適当に読んでる?語彙がない、、、くらいしか思い浮かばなかったので、なるほどぉ~。さすがプロと思いました。
②の読み方については、
4年生=読み通せること
5年生=読み取れること
6年生=解けること
という長期プランで考えること、と書かれていて、
そうか、6年の受験で発揮できるようになればいいのか、と自分には見通しがつかなったこともあり、目からウロコ・・・。
プロの知識がたくさん詰まった本です。
物語の読み方で難しいのが気持ちの読み取り。
〇〇はもくもくと歩いた・・・。などこの微妙な気持ちの変化は子供にとって読み解くのが難しいですよね。
しかし気持ちには、その気持ちになった出来事やきっかけがある!という理屈がわかれば、ぐっとその出来事を見つけやすい!
ふむふむ・・・。物語文やるときに実践してみよう!
説明文は、
話題→比べる・言い換え・理由・たとえるなどの手法で納得のある説明をする→意見
という構成がほとんどです。
例えば、人間は正直に生きるほうが良いということを説明するときに
なぜならと理由を説明したり、嘘をつくことと比較をしたり、具体的に良いことはどんなことか伝えますよね。。。。
このように言いたいことをもっと納得させるために説明文は構成されているのです!
早速実践してみたところ、説明文がまるで宝探しゲームのように感じます。
長男は「あっ、これ比べててるやつ?」
「これって〇〇の理由?」と少し抽象的に見れるようになったと思います。
色々な細かい声掛けやテクニックも本には書いてありますが、
親のフォローが難しい国語にフォーカスしており、プロの経験が惜しみなく、分かりやすく、且つ前向きな声掛けで書かれているのが良かったです。
ちょっとした声掛けで考える力を養う、ということが実践しやすい本になっています。
あと、子供の成長過程って親になっても学ぶ機会がないですよね。
子どもが「抽象的にとらえることが苦手」ということも初耳でした、、、。
本当子育てについては自ら積極的に学ぶということが大切だなぁ・・・としみじみ痛感。
国語は長期プランで考えようと思ったのでコツコツ頑張っていきます!